・庭で育てる野菜に害虫を見つけた時、「この幼虫はいつ産み付けられたの?」とか「いつ成虫になって次の卵を産むの?」と思ったことありませんか?
今この幼虫がいつ産み付けられたかがわかれば、来年はその時期に注意して駆除できる!
そして成虫になる時期がわかればは次の卵を産み付けられる時期がわかる!
そこで、害虫の発育段階(卵[E]、幼虫[L]、(前蛹[PP]、蛹[P]、産卵前期[PO])、成虫[A])の時期を「有効積算温度」と「発育零点」と「日ごとの平均気温」から計算できるようにしました。
・調べたところによると・・・・・
昆虫は変温動物であるため、その発育は温度によって変化し、温度と発育速度は両端部を除くと比例する。
この回帰直線が発育速度0となる温度が「発育零点」であり、温度と発育零点の差を有効温度といい、有効温度と発育日数の積が種によって一定という積算温度法則がある。
有効温度と発育日数の積を「有効積算温度」という。
らしいので、今日(いつでもいいですが①日付を指定する)の害虫の②発育段階と害虫の③種類と④地域を指定すると、その日からスタートして、1日ごとの平均気温と発育零点の差(=有効温度)を足していって
有効積算温度に達したら発育段階が1つ進むという考え方で計算するプログラムにしました。
・発育段階を指定するために、曖昧ですが、成虫を1、産卵を0としたときのおおよその値を指定してください。
(例)卵なら0.1とか幼虫なら0.5とか蛹なら0.8とか?
・シビアに判定したい場合は計算した後表示される有効積算温度の比率(指定したい段階までの有効積算温度の和/有効積算温度の総和)を指定してください
(例)ヤサイゾウムシなら有効積載温度が卵:427.9, 幼虫:684.2, 蛹:132 なので
ちょうど蛹になったところの発育段階は(427.9+684.2)/(427.9+684.2+132)=0.89389920....=0.893と入れてください
・参考資料(以下)の発育段階の区分に従っています。例えばE/A は卵から成虫までで、Eは卵から幼虫まで、L/Aは幼虫から成虫まで、E/POは卵から産卵前期まで、のようにしました。
・高温障害は高温限界値と発育零点の差を有効温度としました
*以下のサイトを参考にしました
日本産昆虫,ダニ,線虫の発育零点
と有効積算温度
日本産昆虫、ダニの発育零点と有効積算温度定数:第2版
*↓さんをかなり参照させてもらいました。ありがとうございます。
積算温度算出プログラム